慢性的な腰痛に苦しむ60歳女性の症例
初回
1年ほど前から慢性的に腰が痛く、動けないほどではないが常に腰の痛みを気にしながらの生活。
特に掃除機を使うなど前かがみで何かを行う際に痛みが強くなるとのことでした。
整形外科ではレントゲンを撮り、骨には異常がなく加齢によるものと診断されたそうです。腹筋と背筋のトレーニングをするようにと言われて1年間頑張られたそうです。
立位で姿勢を診させていただくと、背骨のS字カーブがきつく、反り腰の猫背という状態でした。
反り腰・猫背になる仕組みを説明させていただき、さっそく調整させていただきました。
上半身を支える土台となる骨盤(仙腸関節)の動きを確認し仙腸関節から調整。
次に腰椎(背骨の下の方)と腸腰筋(股関節を結ぶ筋肉)が左右ともに緊張していたので調整。
ここで立っていただくと、今までと重心の位置が違うと驚いた様子でした。
うつぶせになっていただき、背中側の筋肉を調整。
初回はこれで終了。
いろいろとご説明させていただきましたが納得されたようでした。
2~5回目の施術
週1回のペースでご来院いただきました。
痛みはまだあるそうですが、どうして痛むのかがわかったことで安心できているとのことでした。
まだ、反り腰猫背はあるので、上半身を支える土台となる骨盤(仙腸関節)の動きを確認し仙腸関節から調整。
次に腰椎(背骨の下の方)と腸腰筋(股関節を結ぶ筋肉)が左右ともに緊張していたので調整させていただきました。
6~10回目の施術
2週間に1度の施術をせていただきました。
お身体の使い方も上手になり、日常生活ではだいぶ腰痛が気にならなくなってきたとの嬉しいご報告をいただきました。
また、腰痛になる前までは続けていた社交ダンスも再開する気になられたそうです♪
11回目~現在
現在も良い状態を維持するために月に1度メンテナンスのためにご来院いただいております。
院長からひと言
年のせいにしてやりたいことを諦めてほしくないという思いで施術させていただきました。
Wさんはまだ60歳。
60歳で加齢によるものと言われては辛いですよね。。。(;^_^A